患者さんが、ご飯が食べれる様になったり、言葉が出るようになることが嬉しい
入職:2019年
リハビリテーション課:ST
入職までの経緯やきっかけなど
中学校の職場体験で、実際にSTのリハを見学しました。その頃から既にSTに興味がありましたが、専門学校のオープンキャンパスでは、その興味が核心に変わりました。運動と手のリハビリがあるのは中学から知っていましたが、言語と飲み込みのリハビリがあるのを知らず、当初「徐々に言葉が出てくるのがすごい」思ったのを覚えています。それでSTと言う職を志す様になりました。
私は、社会人3年目になる頃、蜂須賀病院へきましたが、それまでは佐賀の病院で働いていました。地元の福岡に戻ることになり、専門学校時代の先生に相談したところ、この蜂須賀病院に同じ学校の先輩がいるとすすめてくれました。
蜂須賀病院を選んだ理由
急性期=忙しい。技術を求められる。といった印象を持っていましたが、同じ学校の先輩がいたことや、高次脳機能障害の検査を行う環境も整っているのがいいなと思いました。このような機器がある事も、事前の病院見学でお話を聞いていたので、とても参考になりました。
現在、どんなお仕事をしていますか?
嚥下、構音、高次脳障害のリハビリや、外来受診での評価です。特に、ここ急性期では嚥下障害が多いです。私としては、元々嚥下に興味がありましたので、とても勉強になっています。飲み込みの検査機器等もありますので、様々な検査もしています。専門学校時代の先輩もそばにいるので、たくさんのアドバイスをもらい、一緒に頑張っています。
実際に働いてみた感想は?
皆さん、とても優しいです。
急性期なのでかなり忙しくて、看護師さんも怖そうなイメージがありましたが全然違いました!(以前の職場はピリピリしてたので、ここに来て天使に見えました。笑)
移乗などの介助が必要な場面になると、声をかけなくてもパッと皆さん集まって助けてくれる感じです。
「働きがい」は何ですか?
何より、患者さんが笑顔になることです。食べれなかったご飯が食べれる様になったり、出なかった言葉が出るようになり、「名前」や「ありがとう」が言えるようになるのは、とても嬉しいです。
「働きやすさ」はどんなところですか?
スタッフ間で情報を共有できるところです。検査の種類が多くてそれをまとめたり、計算が一回でも間違えるとやり直しになるので緊張しますが、しっかりサポートしてくれます。また、脳梗塞になって落ち込んでる患者さんを、どう励ましリハビリにつなげるかなど、同じSTだけじゃなく、PT・OT・看護師さん・栄養士さんなど、色んな方と話し合う機会があり、しっかり相談できています。
今後の目標は?
少しでも患者さんの役に立ちたいので、もっと勉強したいです!特別休暇を使い、仙台の学会に行かせてもらいました。(高次脳機能障害2019.11)職場の先輩が「これは絶対行ったほうがいいよ」と教えてくれたり、病院からも費用の補助があり環境は整っているので、大いに学ばせてもらいます。
求職者へのメッセージ
仕事現場を離れたところでも、スタッフの仲がものすごく良いので、ご飯食べに行ったり、糸島で牡蠣食べたり、BBQしたり..いろんなイベントに誘ってもらいました。もし、迷っている後輩の方がいたら、迷わず「ここ良いよ」と言いたいです!