福岡県宗像市にある脳神経外科と整形外科の蜂須賀病院 [ 24時間救急指定病院 ]

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脳神経外科

脳神経外科
整形外科

当院は開院以来、以下の様な脳疾患の緊急性に備えて脳神経外科医が、365日昼夜を問わず、対応するということを尊守してきました。それによって発症後4時間半以内が治療の適応となる"t-PA"を含む脳梗塞や、緊急手術を必要とする脳出血やクモ膜下出血の治療も迅速に行うことが可能です。

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意識障害を伴うことが多い脳疾患は、初期の対応がその後の経過を大きく左右します。冷静かつ科学的な観察力と臨機応変な判断力が最良の結果につながる条件ですが、それは簡単なことではなく、多くの試練を体験することでしか修得できるものではありません。

当科の30年に及ぶ臨床経験は、我々にとって貴重なものであり、それを踏まえて更に治療にあたる一人一人が、単に医学的な知識や技術だけで満足することなく"悩める人への思いやり"という心の問題についても取り組んでいきたいと考えています。

ある日突然の発作で、人としての生きざまが一夜のうちに変わってしまう脳疾患の場合、"精神的な支え"が不可欠であり、目には見えないものだけに、常に意識して治療をすることを心がけています。

主な脳疾患

脳の病気には、脳の神経細胞そのものに原因があるもの(神経内科疾患)と、頭部外傷や脳腫瘍、あるいは脳卒中などの外科的疾患(可能性も含めて手術の対象となる)がありますが、当院は主として後者の外科的治療を専門とする病院です。

脳卒中というのは、卒に(急に、突然)、中(あたる)という意味で、"脳の血管に突然、障害がおこる"ということです。その原因は、脳梗塞(血管がつまる)、脳出血・クモ膜下出血ですが血管がつまる場合と、出血する時では、その治療法が全く異なりますので、部位も含めて、正確な診断をすることが先ずは重要です。

多くは内科的治療を行いますが、疾患によっては外科的治療(手術)が必要な場合もあります。

更に、脳と脊髄は連続していますので、背骨の異常で手足が麻痺することもありますので、脳以外の疾患の可能性も考えておくことが大切です。(脳からの麻痺は、一般的に余り痛みがなく、左右どちらか一方に偏っていることが多い)

脳卒中

脳卒中の種類

脳梗塞

原因や症状

脳梗塞は、脳に酸素や栄養物を運んでいる動脈が"つまって"、その先にある神経(細胞)が死んで(壊死)しまいいろいろな症状を呈してくる病気です。つまる動脈の大きさや場所によって、軽い症状のものから重篤で死に至るものまであります。

治療は、この血管につまった"血の塊"を除去(溶かす)できればいいのですが、この血の塊を溶かす薬剤には効き方・使い方・副作用など、いろいろな違いがあります。また、つまった血管の太さや場所、そしてつまってからの経過時間によっても治療法が変わってきます。

頸動脈の狭窄や閉塞の場合は、"つまった"もしくは"つまりかけてる"血管壁(内側の一部)を剥離・除去する方法、あるいは、ステント(心臓に使うのと同様)を留置する手術を行うこともあります。
その他、特殊なケースとして、動脈と動脈を結ぶ吻合術も一つの方法です。

特殊な治療

t-PA治療について

発症してから4時間半以内であれば、高濃度の強力なクスリ(t-PA)を、点滴注射して、血栓を溶かす治療が可能であり、約30%の確立で明らかな改善が認められるというデータがあります。
但し、強力なクスリのため、他の部位が出血を起こす危険性があるので、全身状態の把握など、総合的な判断が不可欠です。

脳卒中の種類

脳出血

原因や症状

脳出血は、脳血管が破れて脳内に出血を来すもので、多くの場合、生活習慣病がその原因と考えられています。血液サラサラのクスリ(固まり難くするクスリ)を飲んでいる方は、出血が広がりやすく、出血する部位によって、いろいろな症状を呈してくるのは、脳梗塞と同じです。

治療と手術

出血の部位や量によっては、外科的治療(手術)が必要です。手術は穿頭手術(頭蓋骨に小さな穴を開けて、そこから溜まっている血液を取り除く手術)と、開頭手術(骨を大きく開けて、出血している所を処置する)があります。

脳出血の症状と治療

クモ膜下出血

原因や症状

"恐ろしい病気"として世間で怖がられているものです。
クモ膜下出血とは、脳の表面にあるクモ膜(クモの巣状の膜)の下に出血することですが、多くの場合は動脈瘤の破裂によるものです。比較的大きな脳の血管の一部(壁)が薄くなって、それが瘤(こぶ)様に膨れ上がり、その"こぶ"が破裂して大出血を引き起こすのです。典型的には、突然、ハンマーで殴られた様な後頭部の激痛と共に、意識が低下(あるいは消失)するものです。死亡率が高く、多くの場合、緊急手術が必要になります。

クモ膜下出血の症状と治療
手 術

患者さんの状態や瘤の状態で、いずれかを選択しています。

(1)クリッピング法
破裂した瘤の根元を"特殊な挟み器具(クリップ)"ではさんで、瘤への血流を途絶えさせる。
(2)コイル法
瘤の中に小さな渦巻状のコイルを詰めて、動脈瘤の中に、血液が入らないようにする。
クモ膜下出血の手術

脳卒中が疑われるおもな症状

『脳梗塞』
  • 片方の手足に力が入らくなる
  • 体の半分がしびれる(顔を含む)
  • 相手の言うことをよく理解できない
  • ろれつがまわらなくなる
  • 片側にあるものに気付かずぶつかる
  • 物が二重に見える
  • 一側の視野が欠ける
  • めまい、ふらつき
『クモ膜下出血』
  • 今までに経験してないような激しい頭痛
  • 意識がなくなる
    ※通常、手足のしびれはありません

脳卒中の原因として考えられるもの

脳卒中を引き起こす原因には生活習慣によるものと、他の症状・病気によるものがあります。

  • 生活習慣喫煙・お酒の飲みすぎ・肥満・ストレス・運動不足
  • 症状・病気高血圧・高脂血症・糖尿病・心臓病

脳卒中になる原因をよく理解し、普段の生活習慣を見直しましょう。
(脳卒中の原因となる高血圧や動脈硬化は、程度が進むと色々な症状を現します。)

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脳腫瘍

脳腫瘍には、脳そのものから発生するものと、全身のあらゆる所に出来た腫瘍が脳に転移してくるもの(転移性腫瘍)があります。どちらにしても腫瘍ですから、良性・悪性がありますが、その発生部位・大きさ、そして(それによる)症状は一人一人の患者さんで違ってきますので、全身状態を考慮しつつ、慎重に治療法を検討することになります。

脳腫瘍の場合、頭蓋骨という硬い器の中で腫瘍が大きくなることで、周囲の脳を圧迫し、重篤な症状を呈することになりますので、手術を余儀なくされるケースも少なくありません。

更に、脳腫瘍の特徴と言えるものは、腫瘍の周辺には、生命あるいは。視・聴・味覚といった、人として欠くことの出来ない神経の中枢があることです。精密、複雑な解剖学的知識は勿論、細かい血管の走行にも配慮する手術が要求されるのです。術者の能力が大きく関係する手術とも言えます。

脳腫瘍の症状と治療
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